近くて遠い場所。

2014.07.24 Thursday

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    今回は福岡ソフトバンクホークス、橘内 基純コーチから投稿を頂きました。


    選手が生活、練習をする寮から海を隔てて見える球場。
    目の前に見えるほど「近い」場所も、彼らにとっては果てしなく「遠く」感じるものかもしれない。
     




    みなさんはご存知だろうか、プロ野球には「3軍」と呼ばれる組織があることを。
     
    ペナントレースを争う1
    1軍の戦力となる選手の調整や成長を担う2
    そして、独立球団、社会人や大学生などのアマチュアとゲームを経ながら選手の育成を進める3
     
    普段テレビや間近で見ることの少ない彼らは、将来の活躍を夢見て、日夜練習に励んでいる。
     
     
    各カテゴリーにおけるコンディショニングの役割や方策は大きく異なってくる。
    3軍のストレングス&コンディショニングにおける主たる目的は、「体力的成長と教育」と「リハビリ復帰後のコンディション向上」である。
    高校・大学を卒業したばかりの若手選手や一芸に秀でた育成選手が多く在籍するこの場では、
    将来の戦力となるべく、現状の課題と目標・目的を明確にし、長期的視点に立ってトレーニングに取り組むことで、長いシーズン、競技生活を経る上での基礎を構築することが求められる。
    また、短期・長期のリハビリを終え実戦復帰を果たした選手は、実戦経験を積む過程に置いて、コンディションの再構築と向上を図り、活躍するための土台を形成しなければいけない。
     
    成果を生み出すためには、地道な取組みを根気強く続ける必要がある。
    それ故、毎日彼らは汗を流し、様々な誘惑と葛藤しながら、少しずつ積み上げていく。



     
    いつか、「近くて遠い場所」に立つことを夢見て。

    福岡ソフトバンクホークス

    橘内 基純
     
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