野球が上手くなるのは野球の練習だけ?

2014.03.16 Sunday

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    今回は西武ライオンズの米田進氏からコラムを送っていただきました。


    野球が上手くなるのは野球の練習だけ?

    いいえ、小学生の時にはいろんな経験が大切です
     
    先日、ライオンズアカデミーの担当者から一本の電話がありました。
    「アカデミーに参加している小学生の保護者から、『スイミングスクールの選手コースに選ばれたのですが、水泳でつく筋肉は野球とは違うのでやめた方がいいですか?』と問い合わせがありましたが、どうでしょうか?」
    という相談です。
     
    私はもちろん、
    「水泳をやめる必要はありません。ぜひ両方続けさせてあげてください。」
    と答えました。
     
    日本では一つのスポーツに打ち込むことが美徳とされる傾向があります。そこに何かを犠牲にしてというフレーズがつくと尚更です。
    しかし、それはもう少し大きくなってからの話です。
     
    あらゆるスポーツに共通する大切なことは、自分自身の身体を思い通りに操ることです。その上に各スポーツの専門的な技術を身に付けるのです。
    この身体を思い通りに操る能力が一番身に付くのが小学生年代なのです。それは、スポーツだけでなく、普段の遊びの中で身に付ける部分も多くあります。いろんなことを体験することが重要です。だからこの時期に一つのスポーツのために他のスポーツを犠牲する必要はないし、子どもの可能性を広げてあげるのが大人の役目だと考えています。
     
    今回の場合、水泳で選手コースに選ばれたのも、その子の可能性の一つです。野球をやっていることが水泳に役立つこともあるし、水泳を続けていることが今後野球やそれ以外のスポーツをする際にプラスになることがたくさんあります。


     
    プロ野球選手がウォーミングアップなどにサッカーをすることがあります。輪になってリフティングゲームをしたりするのですが、何回かやっているうちにみんなすぐ上手くなります。これは自分の身体を思い通りに操る能力が子どもの時にしっかり身に付いているから、別のスポーツにもすぐに対応できるのだと思います。
     
    投げる動作の習得にも遊びの経験が重要だと言われています。
    そのお話しは次の機会に…。

    西武ライオンズ
    米田進

     
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