トレーニング教室開催

2014.12.18 Thursday

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    こんにちは
    S&C研究会事務局の多田久剛です。

    今回は12月2日に行われた、S&C研究会野球少年のためにトレーニング教室についてご報告いたします。

    S&C研究会は設立当初からその活動理念の一つとして社会貢献活動を行うと定めています。
    その活動内容に関しては長年試行錯誤を繰り返していました。
    そして昨年ようやく福岡にて、地元の子ども達を対象としたトレーニング教室を西戸崎の室内練習場で開催する事ができました。

    第2回目となった今年は、ヤクルトが主催球団という事もあり、神宮室内練習場に渋谷区在住の小中学生70名に集まっていただきました。

    まずは三木代表から挨拶を開催趣旨の説明がありました。



    その後、司会進行役である高橋純一氏の仕切りによっていよいよトレーニング教室が始まりました!!



    まずはヤクルトの菊地氏による全体ウォーミングアップです。






    その後グループを4つに分けて4つのステーションを順番に回るサーキットスタイルで指導が行われました。

    まず最初は体幹グループです。
    これはベイスターズの高橋(塁)氏と藤井氏が担当しました。


    次に筋力グループです。
    これは高橋(純)氏と菊池氏が担当しました。


    次にパワーグループです。
    これはベイスターズの興野氏と宮本氏が担当しました。


    最後のグループはスピード&アジリティです。
    ここはベイスターズの塚原氏と岩本氏が担当しました。


    選手たちはもちろんですが、引率した指導者や保護者の方々も熱心に勉強されていました。


    全てのトレーニングが終了したのち、ベイスターズの宮本氏を中心に全体でクールダウンストレッチの指導を行いました。


    最後は質疑応答そしてお楽しみ記念品の争奪戦が行われました。子ども達からは、「普段の練習の中で、今回教えてもらったトレーニングをどのぐらいの量続ければいいか」など、一言では回答しにくい質問も飛び出し、指導者達を困らせる場面もありました。そこはさすがに経験豊富な指導者達ですから、きっちりと返答していました。
    指導者からの質問では、「皆さんどうやってプロ野球の指導者になれたのですか?」という質問が出ました。
    この質問に関しては全員微妙な回答しか出てなかったのがちょっと面白かったです。




    私たちS&C研究会は、毎年このようなトレーニング教室を各チームの本拠地で開催していき、
    12年かけて12球団の地元で行う事を当面の目標にしています。
    このS&C研究会の活動をきっかけに、各球団が毎年独自開催し、毎年この時期に全国12か所でトレーニング教室が開催できればいいなと思っています。
    その後、プロ野球球団がない場所に行ってトレーニング教室を開催し、引いていえば日本全国の少年野球選手たちがトレーニングに対して高い意識をもって、高いパフォーマンスを発揮してもらいたいなと思います。

    ちなみに、S&C研究会のメンバー達も、他球団の指導者と一緒に指導する事は普段はない事なので、このチャンスにお互いの指導方法をみて刺激しあっているのです(笑)

    今年は前回の反省を生かして第2回目が行われました。来年は今回の反省をさらに生かしてより良いトレーニング教室が出来るようにしっかり準備したいと思います。



    S&C研究会
    事務局 多田久剛
     
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